【2日目:台湾・鶴田屋】長崎風味炸腰内肉餐(ヒレカツトルコライス/238NTD)
2015.10.19 Monday

二日酔いも無く目覚めた神崎です。
台湾旅行の2日目は、朝食をホテルのバイキングで済ませた後にMRT(地下鉄)で少し遠出してみます。
ホテル近くの駅から40分程度。到着したのは北部に位置する「淡水」という街。
近くには温泉が出る事で有名な街があるポイントですが、この淡水は「老街」と呼ばれる歴史ある古い街並みと、日本統治時代から存在するレンガ造りの「紅楼」という建造物がある事で有名なのです。
世界遺産クラスの古い建造物フェチの実兄と、1900年時代のイギリス・ヴィクトリア調/明治時代調が大好きな私のフェチ度がバッチリと合ったので、「これは見ないとっ!」となった訳なのです。

MRTに揺られる事40分。淡水駅に到着。7月の台北は、本当にかなり暑いです…
台風が近づいていた時期でしたが、雨の心配は無く快晴に恵まれてました。

あまりの暑さに、淡水駅近くのセブンイレブンでアイスコーヒーを。
注文するのに中国語を使って「黒珈琲」の発音をテスト。聴きなおされましたが、無事に通りました(嬉

クールダウンした後に、いよいよ淡水の街を散策。
この街が作られた時代の列車などが展示されていました。(日本語でも説明があります。)

レンガ調の建物が多い街並みです。看板も多く、まるでブレードランナーっぽい雰囲気。

路地裏にも商店が並んでいますが、この暗がりに入るのはちょっと怖い…
と思いきや、後ほど入っていきますけどね(ニヤリ

目的地の一つだった「紅楼」に到着。1899年建造という100年以上歴史がある建物。
実はこの3階は喫茶店になっていて、お茶が楽しめるのです。(1・2階はレストラン)

歴史ある外観とは違って、内装は現代風にリニューアルされた感じです。

喫茶店のメニューはこんな感じ。ドル表記なので少しドッキリしますが、「ニュー台湾ドル」の価格なので心配無用です。

アイス果物茶(200NTD)をチョイス。ボトルにたっぷりと入って出てきます。
これがサッパリとしていて、キンキンに冷えているのもあって美味なのです。

紅楼から出てから、淡水の街並みや川沿いを散策。良い天気なので気持ちが良いですね。

本日のランチは、この淡水名物の「阿給(アーゲイ)」という物を食べます。
地元感あふれるお店を選んで入っていきましょう。

このお店はセルフサービス・スタイル。
席を確保したら、右側に写っている店頭窓口で注文して受け取ります。(とは言っても、メニューは2〜3種類のみしかなく、次々に作っているので、すぐに出来てきます。)

淡水名物の「阿給(アーゲイ)」と「焼ビーフン」。
日本語の「揚げ(稲荷寿司に使うお揚げ)」と同じ発音なのは、かつて日本人がこの周辺に多く住んでいて、豆腐から作った「お揚げ」もあったから…だとか。

文字通り、日本の「お揚げ」の中に、春雨をたっぷりと詰めて、甘辛いトロミがある汁で煮こんだ料理です。濃い味で美味ですね。ビールがピッタリ合いそうです。

川沿いにある街なので、魚介類バーベキューのお店も多いです。
ダイレクトに活きた状態で見せているお店も見かけます。

途中で見かけた路地裏の商店街に入ってみました。
観光客向けのお店が多い表通りとは違って、地元民の生活に密着したお店が多いですね。
この中にあった「八百屋さん」で、今回の旅行の目当てでもあった、とある果物を買いました。

淡水駅の広場に帰ってくると、全身金色に染めたパフォーマーの方が営業していました。
絶妙なバランスでポーズを決めています。思わず1枚。心付けも少しですが入れてきました。

帰りにコンビニに寄って「パパイヤ入り牛乳」を買ってきました。
ものすごく濃厚なパパイヤの味と甘さが特徴的でした。(でも個人的には好きな味)

淡水の路地裏商店街で買ってきたのは、これ「生のライチ」。
日本では冷凍モノしか無いので、一度食べてみたかったのです。(もちろん激ウマでした)

ちょっと早めの夕食は、観光がてらに「台北101」にある「鼎泰豐(ディンタイフォン)」へ。小龍包を食べに行きます。(いつでも人が多い人気店です。)

今回のチョイスはこんな感じで。
台北101の鼎泰豐は、こちらが日本人とわかると日本語のメニューを出してきてくれます。

お目当ての「小龍包」(6個入/120NTD)
肉汁たぷたぷで熱々。レンゲに乗せて、黒酢と刻みショウガと一緒に頂きます。
台湾ビールと一緒に?ええ、そりゃあもちろんですよ(ニヤリ

揚げパーコー(120NTD)も一緒に。黒胡椒が効いていて美味ですね。

本場のチャーハンも一緒に。もちろん言うまでもなく美味ですね。

こちらも食べてみたかった「ピリ辛風味の茹で餃子」。野菜の甘さとラー油の辛さが絶妙なバランスで美味ですね。

帰り道で発見した「台湾のマクドナルド」のメニュー。日本に比べると、少しだけ安いという感じですね。
マクドナルドには、そのお国オリジナルメニューがあるらしいのですが、次回の楽しみにしておきましょうかね。
と、ビックマック指数を軽く思い出しつつ、台湾旅行2日目が終わります。(3日目に続く)