【1日目:台湾・鶴田屋】長崎風味炸腰内肉餐(ヒレカツトルコライス/238NTD)

【ご注意】今回の記事は、かなり長くなっております。
4日間(帰国は早朝便のため、実質3日間)のため、3ページに分けました。
※トルコライスは3ページ目にあります。

体調やスケジュールに合わせて、のんびりとご覧くださいませ。



ようやく時間に余裕が出てきました。神崎です。

超絶ハードワークな日々が続いていましたが、ちょっと余裕が出てきましたので、7月に行ってきた台湾トルコライス旅行の記事を書けるようになりました(滝汗




まあ、というわけで。

昨年に行った「台湾にトルコライスが存在する?!」という記事の後、その際に食べていなかった「最上級クラスのトルコライス」を食べたくなってきた&中国語講座の実地試験も兼ねて行ってきたのです。
※前回は伝える事は出来ましたが、相手が何を言っているかがわかりませんでしたorz

今回の旅行も格安ツアー(約4万円程度)を光の速さで予約して、福岡空港を目指していきます。
画像は出発直後。肉まん養分を摂取してから、12:20発なので早朝5時に長崎を出ていきます。(途中で同行者の実兄を拾ってから向かいます。)




ちょっと余裕を持って9:30頃に福岡空港到着。国内線ターミナルから、連絡バスで国際線ターミナルへ移動していきます。




12:20台北行きで日本を出ます。今回もお安いパックで「エバー航空」をチョイス。
国際線の場合、チェックインは早めの10:20からスタート。




エバー航空は今回も「キティちゃんジェット」。やはり不動の人気みたいですね。




機内食もキティちゃんグッズが紛れています。アルミホイルに包まれたメインディッシュのお皿は熱々。パンを温めるのにも便利な感じです。
右上の空のカップは、後ほどウーロン茶かコーヒーなどをサービスしてくれる用です。


この飛行機上で、そんな「ドリンクの種類」を聞かれる機会がありますね。

中国語講座では、先生が「テキストでは”你喝吗?”と書いてますが、中国の飛行機ではそんな丁寧な言い方しません。”吗?”です。それも早口で。」と言われていたので、聞き取れるように心構えしていたところ、「烏龍茶?珈琲?」と来たので少しテンパリましたorz




カバーを取り除くと、中からは豚肉と麺類に温野菜の組み合わせ。リボン型の人参も健在。




カトラリーもキティちゃん。ファンの方にはたまらないレア品でしょうね。




定刻通りに13:40、台湾桃園国際空港に到着。ここで写真を撮るのは基本でしょう。




無事にホテルに到着。今回は事前にヤフオクで台湾ドルを入手していたので、両替は少しでOKでした。




少し休憩した後、ホテル周辺をちょっと散歩してから早い段階で「士林夜市」へ向かいます。




前回は地下街に行くことが出来なかったので、今回は地下街メインで食べていきます。
画像はカニを丸ごと揚げ物にしていたお店。食べてみたかったのですが、今回は外しました。




一通り見てまわった後、入り口付近にあったカキオムレツが有名なお店をチョイス。
カキオムレツは前回食べてなかったので、今回は是非とも食べたい物リストに入れていたのです。




まずは台湾ビールでノドを潤します。旨いんだな、これがっ!




カキオムレツだけでは…と思って注文した焼ビーフン。これがなんと超絶に旨い!
次回行くときがあれば、このお店は絶対に行こう。日本で食べる物とは全然違う仕上がりです。




メインのカキオムレツ(60NTD)。甘辛いソースがたっぷりとかかっていて美味。
当たりやすい食材で、しかも夏場の旅行だったので心配ではありましたが、全然平気でした。




カキオムレツと焼ビーフンをペロッと平らげた後は、これもお目当てだった「官財板」を。
食べるとお金持ちになれるそうです。(鶏肉入60NTD)




シチューベースのソースをトーストの中に入れて揚げた料理です。これも美味!




口直しにカキ氷も。牛乳を凍らしてから削った台湾風カキ氷(70NTD)。イチゴソースで。




地下街を楽しんだ後は、地上街を散策。こちらにも目当てがあるのです。
※画像に写っている「胡椒餅」は、前回食べましたが、これもかなりの美味です。




前にも気になっていた丸ごとのイカ揚げを食べてみたかったのですが、さすがにこのボリュームは…




お目当てだった物は、この「生煎包(12NTD)」。地元の人々も行列を作って買っているほどの有名店。私も並んでゲットしてきました。




大きさは「桃太呂のぶたまん」より少し大きな、小ぶりの肉まんという感じ。(長崎人ならわかると思います。)
一口食べると、熱々の肉汁が小龍包並みに出てきます。食べる時には注意が必要ですが、かなりの美味なのです。



ネーミングがちょっと気になった「葱油餅」なる物も買ってみました。(加蛋(卵入り)25NTDをチョイス。)



葱の香りがすごい油で、パンっぽい小麦粉生地を揚げて作る食べ物みたいです。こちらにも行列が出来ていました。




前回も購入しましたが、士林夜市で有名な「顔サイズのチキンフライ」も買いました。
さすがに食べきれないので、これはホテルへお持ち帰り。




葱油餅もテイクアウトで。ちょっと冷めてしまいましたが、これはこれで美味です。





これらに合わせるのは、18日間しか賞味期限が無い「台湾ビール」の生ビールで。
クラシックタイプとは違う風味で、これも旨いのです。(日本では手に入りません。)



久方ぶりの士林夜市でしたが、やはり揚げモノ系が抜群に旨いのが特徴ですね。
この揚げ物たちと相性ピッタリの台湾ビールも、日本に比べてお安く飲める事もあってグビグビいけます。

そんな訳で倒れるように眠りについた台湾1日目でした。(2日目に続く




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【2日目:台湾・鶴田屋】長崎風味炸腰内肉餐(ヒレカツトルコライス/238NTD)

おはようございます。
二日酔いも無く目覚めた神崎です。

台湾旅行の2日目は、朝食をホテルのバイキングで済ませた後にMRT(地下鉄)で少し遠出してみます。

ホテル近くの駅から40分程度。到着したのは北部に位置する「淡水」という街。



近くには温泉が出る事で有名な街があるポイントですが、この淡水は「老街」と呼ばれる歴史ある古い街並みと、日本統治時代から存在するレンガ造りの「紅楼」という建造物がある事で有名なのです。

世界遺産クラスの古い建造物フェチの実兄と、1900年時代のイギリス・ヴィクトリア調/明治時代調が大好きな私のフェチ度がバッチリと合ったので、「これは見ないとっ!」となった訳なのです。





MRTに揺られる事40分。淡水駅に到着。7月の台北は、本当にかなり暑いです…
台風が近づいていた時期でしたが、雨の心配は無く快晴に恵まれてました。




あまりの暑さに、淡水駅近くのセブンイレブンでアイスコーヒーを。
注文するのに中国語を使って「黒珈琲」の発音をテスト。聴きなおされましたが、無事に通りました(嬉




クールダウンした後に、いよいよ淡水の街を散策。
この街が作られた時代の列車などが展示されていました。(日本語でも説明があります。)




レンガ調の建物が多い街並みです。看板も多く、まるでブレードランナーっぽい雰囲気。




路地裏にも商店が並んでいますが、この暗がりに入るのはちょっと怖い…
と思いきや、後ほど入っていきますけどね(ニヤリ




目的地の一つだった「紅楼」に到着。1899年建造という100年以上歴史がある建物。
実はこの3階は喫茶店になっていて、お茶が楽しめるのです。(1・2階はレストラン)




歴史ある外観とは違って、内装は現代風にリニューアルされた感じです。




喫茶店のメニューはこんな感じ。ドル表記なので少しドッキリしますが、「ニュー台湾ドル」の価格なので心配無用です。




アイス果物茶(200NTD)をチョイス。ボトルにたっぷりと入って出てきます。
これがサッパリとしていて、キンキンに冷えているのもあって美味なのです。




紅楼から出てから、淡水の街並みや川沿いを散策。良い天気なので気持ちが良いですね。




本日のランチは、この淡水名物の「阿給(アーゲイ)」という物を食べます。
地元感あふれるお店を選んで入っていきましょう。




このお店はセルフサービス・スタイル。
席を確保したら、右側に写っている店頭窓口で注文して受け取ります。(とは言っても、メニューは2〜3種類のみしかなく、次々に作っているので、すぐに出来てきます。)




淡水名物の「阿給(アーゲイ)」と「焼ビーフン」。
日本語の「揚げ(稲荷寿司に使うお揚げ)」と同じ発音なのは、かつて日本人がこの周辺に多く住んでいて、豆腐から作った「お揚げ」もあったから…だとか。




文字通り、日本の「お揚げ」の中に、春雨をたっぷりと詰めて、甘辛いトロミがある汁で煮こんだ料理です。濃い味で美味ですね。ビールがピッタリ合いそうです。




川沿いにある街なので、魚介類バーベキューのお店も多いです。
ダイレクトに活きた状態で見せているお店も見かけます。




途中で見かけた路地裏の商店街に入ってみました。
観光客向けのお店が多い表通りとは違って、地元民の生活に密着したお店が多いですね。
この中にあった「八百屋さん」で、今回の旅行の目当てでもあった、とある果物を買いました。




淡水駅の広場に帰ってくると、全身金色に染めたパフォーマーの方が営業していました。
絶妙なバランスでポーズを決めています。思わず1枚。心付けも少しですが入れてきました。





帰りにコンビニに寄って「パパイヤ入り牛乳」を買ってきました。
ものすごく濃厚なパパイヤの味と甘さが特徴的でした。(でも個人的には好きな味)




淡水の路地裏商店街で買ってきたのは、これ「生のライチ」。
日本では冷凍モノしか無いので、一度食べてみたかったのです。(もちろん激ウマでした)




ちょっと早めの夕食は、観光がてらに「台北101」にある「鼎泰豐(ディンタイフォン)」へ。小龍包を食べに行きます。(いつでも人が多い人気店です。)




今回のチョイスはこんな感じで。
台北101の鼎泰豐は、こちらが日本人とわかると日本語のメニューを出してきてくれます。





お目当ての「小龍包」(6個入/120NTD)
肉汁たぷたぷで熱々。レンゲに乗せて、黒酢と刻みショウガと一緒に頂きます。

台湾ビールと一緒に?ええ、そりゃあもちろんですよ(ニヤリ




揚げパーコー(120NTD)も一緒に。黒胡椒が効いていて美味ですね。




本場のチャーハンも一緒に。もちろん言うまでもなく美味ですね。




こちらも食べてみたかった「ピリ辛風味の茹で餃子」。野菜の甘さとラー油の辛さが絶妙なバランスで美味ですね。




帰り道で発見した「台湾のマクドナルド」のメニュー。日本に比べると、少しだけ安いという感じですね。
マクドナルドには、そのお国オリジナルメニューがあるらしいのですが、次回の楽しみにしておきましょうかね。


と、ビックマック指数を軽く思い出しつつ、台湾旅行2日目が終わります。(3日目に続く





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【3日目:台湾・鶴田屋】長崎風味炸腰内肉餐(ヒレカツトルコライス/238NTD)

台湾旅行3日目の朝。
おはようございます。

本日はいよいよ大本命の「トルコライス」を食べに行く日。

ホテルの朝食はキャンセルして、いきなり街中に出ていきます。

その目的地は、台北に行った観光客が必ず行くという有名店「華山市場」の中にある「阜杭豆漿(フーハンドゥシャン)」。

「豆
漿」という豆乳っぽい飲み物と、「焼餅」という中華風サンドイッチのような物が台湾の朝ごはんのメジャーなのです。





ホテルから華山市場までは、MRTで数分。
地元の方々も愛用しているお店で、朝は混雑するらしいです。
そんなラッシュ予想時間を避けて行きましたが、それでも行列が出来ていました。




列に並ぶこと数十分。ようやく店内に入れました。
ここではカタコトの日本語が話せる店員さんがいるらしいのですが、スムーズに行くように事前にメモに食べたい物を書き込んで渡す方がいいみたいです。




次から次へと作られていく焼餅。すべて手作業で作られていました。(調理場が見えるようになっています。)




メニューはこんな感じ。
今回は「厚餅夾蛋(32NTD)」と「鹹豆漿(30NTD)」をチョイス。




阜杭豆漿の「鹹豆漿(30NTD)」。スープが多い「茶碗蒸し」みたいな味ですね。
パクチー(香菜)が入るので、この香りがダメな人は避けた方がいいかもしれません。




もちもち食感の「厚餅夾蛋(32NTD)」。中には卵焼きとネギがたっぷり。熱々で美味。





朝ごはんを平らげた後は、日本の原宿的な役割があるという街「西門」へ。
雑貨やファッションのお店が多いポイントなのです。
画像は西門駅の前にある交差点。アニメの看板を多く見かけるのも、台北の特徴ですね。




この「西門」にあるのが、「西門紅楼」という日本統治時代に建てられた建造物。
中は資料館と喫茶店になっているのです。




西門紅楼の隣にある広場では、コロプラのゲーム「魔法使いと黒猫のウィズ」のイベントが行われるようでした。(友人がコロプラの株主な為、ちょっと気になりました。)




西門紅楼の喫茶店は、こんな雰囲気。この右側に資料館があります。
ソファーやテーブルがレトロ調でいいですね。




この日も暑かったので、キンキンに冷たいジンジャーエールをチョイス。




西門紅楼を出た後は、西門の街中を散策。
赤レンガ調になったセブンイレブンとスタバの融合を撮影したり…




ちょっと路地裏にある壁画を見に行ったりしてました。(ここも有名な所らしいです。)




その後、一度ホテルに帰ってから着替えを済ませ、MRTで大直駅へ。
昨年もお世話になった、トルコライスを台湾で提供している「鶴田屋」さんに向かいます。



今回も戦闘服(トルコライスTシャツ)を装備。
お土産に長崎名物のカステラ(五三焼)を持参してきました。








昨年と変わらず健在の「鶴田屋」さん。
オーナーは日本に一時帰国されているとの事で、日本で幼少期を過ごして日本語ペラペラの店員さんが出迎えてくれました。




昨年に取材した際、お土産で渡した「トルコライスTシャツ」を、なんと店内に飾っていてくれました!(狂喜


今回は、前回食べていなかった最高級クラスの「長崎風味炸腰内肉餐(ヒレカツトルコライス)」を食べようと心に決めていました。
メニューも念のために確認しましたが、昨年と同様に存在を確認。さっそくオーダーしてみました。



鶴田屋さんの「長崎風味炸腰内肉餐(ヒレカツトルコライス/238NTD)」




しっかりとした食感のヒレカツには、ドミソースも日本式の味付けでたっぷりと。




ナポリタン的なトマトソースのパスタ。こちらも日本的(日式)の味付けですね。




サフランライスは薄味仕立てで。濃い味のドミソースとの相性も抜群です。



オーナーは残念ながらご不在でしたが、お土産に渡したカステラは(かなり)喜ばれました。そして在台スタッフの胃袋に入るとの事(笑

日本語がペラペラな店員さんと会話も弾み、台湾の隠れた名物などもこっそり教えて頂けましたね(ニヤリ
取材していた際も、地元の学生さんらしきグループが来店したりして、日本の味が地元の方々にも愛されているようでした。




トルコライスを堪能した後は、この旅行でもガブガブと飲んでいた「台湾ビール」の本拠地へ行ってみることにしました。
台北にある「台湾麦酒工場」。実はこの工場にあるお店でも飲むことが出来るのです。




MRTの駅からは、少し離れた場所になりますが、無事に「台湾麦酒工場」に到着。
奥に見える緑色の建物は、日本統治時代に作られたビール工場だとの事。今でも大切に使っているのです。




工場の奥には「346倉庫餐廰」というバーもあるのですが、軽く飲めれば良かったのと、天気が良いので外で飲もうという事から、工場売店で「グレープ風味のフルーツビール」を購入。(実はお気に入りだったりします。)
工場の敷地内に屋外で飲めるスペース(テーブル・椅子・パラソル)があり、グラスも貸してくれるのです。





台湾ビールを十二分に楽しんだ後は、スーパーマーケットなどを回ってお土産を購入後、「士林夜市(おかわり)」へ。




地下街へ突き進み、1日目に気になった物を食べて行きます。




山と盛られた不思議な揚げ物っぽい物を売るお店に並んでみました。
カレー味や胡椒味など、様々なバリエーションがあるもので、生春巻きに包んで食べるものみたいでした。(何気に店員さんが可愛かった。)




1日目とは別のお店の「焼ビーフン」も食べてみよう(今日は1日目に行ったお店が超絶満員だった)という事で、別店舗でオーダー。(これで2人前。体感的には3〜4人前ほどありそうです。)




一緒に「イカの炒め物」をオーダーしたら、野菜炒めみたいな感じで出てきました。
この予想に反する物が出てくるのが、台湾グルメの面白いところなんですね。
※これで1人前です。ニンニクや香菜のアクセントが絶妙に効いていて、美味です。


このお店で食事を楽しんでいたとき、ちょうど隣のテーブルに日本人の4人グループが来店。
「よくわかんないから、適当に注文するね〜」と言いながら、指で何人前かをジェスチャーしつつオーダーした後、やってきた料理のボリュームに本気でビビっていたのが面白かったですね(ニヤリ




もち米っぽいもので作られたソーセージ(に見えるもの)で、さらにソーセージを挟んで作る「台湾式ホットドッグ」を発見。
これは次回にする事にいたしました。(お腹に溜まりそう)




口直しに地上街に出てから「スイカジュース」を。何気に好きなんです。





台北の街では、あちこちで見かけるワンコ。
日本のワンコと違って、こんなに人が多いのに「警戒心」の欠片も見当たらない油断っぷりがたまりません。(このワンコはいびきをかいて寝てました。)
お腹いっぱいご飯を食べさせてもらえてるみたいで、幸せそうですね。




今回もエアガンを使う射的にチャレンジしてみました。
風船を的にするタイプでは全弾命中させましたが、左にある赤丸を撃つのは2発ほど外してしまいました…(こちらの賞品が高額)



台湾グルメにトルコライスに観光にと、大満足の台湾旅行3日目でした。
明日は早朝便で帰国する日。楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。




翌朝、帰国する日の朝ご飯はバス内で。ホテルからは、パックツアーの混在車で空港に向かいます。(今回のお弁当も「肉でんぶ」が入った巻き寿司)




台湾桃園国際空港にて、チェックイン後の風景。
各種航空会社のラウンジや免税店、スタバなどのお店がズラリと並んでいます。




台風が近づいていた日程でしたが、トラブルなく定刻通りに出発予定。
エバー航空の機体に乗り込んでいきます。




離陸後の高度1万メートル達成時。平行飛行に移ってからは、雲の写真ばかり撮ってました。




帰りの便の機内食は、こんな感じ。
朝食の時間帯だったためか、朝ご飯的な内容ですね。(メニュー構成は昨年と一緒みたいですね。)



ハッシュドポテトと、トロトロチーズの中からはオムレツが。前回行った時と同じです。
リボン型の人参は、このメニューでも健在でした。



11:20 福岡空港に到着。税関でも特に問題なく無事に通過。おつかれさまでした。




今回も撮影した写真のサイズは、合計21GBと大容量。動画も色々と撮ってきました。
前回はタクシーの運転手さんに、行きたい所を中国語で伝える事が出来なかったのですが、今回はバッチリ通じたのが一番嬉しかったところですね。(やはり発音は正しくが正解)

台北市内は色々と回って食べ歩いてきましたので、もう少し中国語が上達したら、次は台湾の南側「高雄」へ行ってみようと心に決めた台湾旅行でした。



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【台湾・鶴田屋(3泊4日間総集編)】長崎風味豬排餐(198NTD)

ご注意:今回の記事は、本当にかなり長いです。】
せめて日にちごとに分けようかとも考えましたが、一気に見れた方が良いかと思ってつなげています。トルコライス部分だけ読まれたい方は、こちらのショートバージョンをどうぞ。



最近、中国語講座に通い始めた。神崎です。

以前から「中国語を話せるようになりたいなぁ…」と考えていたところ、タイミング的に格安で受講できる中国語講座を発見。さっそく申し込んで通い始めたところですが、なかなか面白い言語ですね。

まだピンインすらまともに出来ないレベルですが、講座終了時には現地のお店で注文できるレベルくらいにはなりたいところです。

というわけで。(何がそんな訳かは私も不明ですが)

中国語講座にも通い始めたという事もあり、ぼんやりと以前に行った事がある「台湾」にもう一度行きたいなぁ…と想っていたところ、なんと「台湾は台北市にトルコライスを提供しているお店がある」という情報が入ってきました。

さすがに実際に行ってみたところ「閉店してました」なんていう失尾事故は防ぎたいので、コンタクトとれるか(ドキドキしながら日本語で)メールを送ってみたところ、なんと日本語で返答があり、「今でも提供していますよ」と確認がとれました。



台湾。正式には「臺灣」と表記され「麗しの国」とも呼ばれている東南アジアの国。
親日の国としても有名で、東日本大震災のときには世界中で最も多い「200億円以上」もの寄付をして頂き、また救助隊の派遣も素早く行って頂けた、日本人にとって命の恩人とも言える方々の国です。
※当時の政府の対応により、まあ色々と失礼な事がありましたけどね(呆

その台湾で、まさかトルコライスを提供しているお店があるとは、夢にも思いませんでしたが、さすがに海外にまでトルコライスを食べに行くような人間はいないでしょう。












ええ、私を除いては(ニヤリ



というわけで、光の速さでホテルとチケットのパッケージを押さえ、早朝の長崎を愛車で離れ(出発前にファミマで肉まん養分を補給しつつ)、福岡空港へ。
国内線ターミナルから連絡バスに乗って国際線ターミナルへ移動していきます。



↑福岡空港国際線ターミナルにて。いつでも人が多いところです。
写っているのは、同行者の実兄です。(兄弟2人旅でした)




↑12:20発の台北/桃園国際空港行き。2時間前からチェックインできます。


 
↑今回は「エバー航空」をチョイス。チケットがキティちゃん柄になっています。





↑前に貰ったJALラウンジチケットを使える機会!と思ったら、エバー航空ではNGでした。




↑搭乗する飛行機。こちらもキティちゃんがプリントされてます。流行ってるのかな?




↑座席について離陸待ち。モニターにもキティちゃんが飛び回ってます。




↑離陸後、水平飛行になってから一枚。眼下には鹿児島県らしき山々が見えます。




↑国際便のモニターには、こんなコントローラーが付いてます。ちょっと反応悪い…





↑水平飛行に入ってから、十数分でやってきた機内食。こちらもキティちゃん仕様。
トマトベースのソースで炒めた豚肉と、白飯、温野菜にパンとサラダっぽい和え物、チョコレートのアイスクリームにドリンクが付きます。



↑13:40無事に台湾桃園国際空港に到着。時差がマイナス1時間あります。




↑入国審査も無事に終了。今回も「サイトシーイング?」とは聞かれませんでした…
「ノン、コンバット。」と答えて取調室に連行されるのは勘弁なので言いませんが(ぉ
#ネタがわからない方は「劇場版機動警察パトレイバー」を見てください。




↑ツアー会社の混載車でホテルに到着。現地のセブンイレブンでコーヒー(美式珈琲26NTD)を購入。




↑今回は3泊4日(4日目は早朝発なので実質3日間)の予定なので、とりあえず3万円両替しました。取材時のレートでは約7,600ニュー台湾ドルになりました。





↑到着後、一息ついてから台北101へ。入場料は500NTD(1,760円くらい)




↑展望台から台北の街並みを一望できます。長崎に負けず劣らず、台湾の夜景も綺麗です。




↑その後、鼎泰豐(ディンタイフォン)で夕食。まずは名物の小龍包。




↑汁無し担担麺もチョイス。鼎泰豐の担担麺はかなり美味なのです。




↑空芯菜の炒め物も。にんにく風味の炒め物で、これも好きだったりします。




↑その後、近くにある「臨江街観光夜市」へ。




↑ダイレクトな具材をチョイスできる串焼屋台を横目に見つつ…





↑日本では食べる機会が少ない「羊肉の串焼き(35NTD)」を食べてみました。これは美味!!




↑帰りにコンビニで豚肉を使っているっぽいおにぎりと、八角で煮込まれた卵を購入。






【台湾旅行2日目】


↑翌日は朝からセットになっているパックツアーに参加。まあ途中でお土産屋さんや免税店に立ち寄り、色々買わせるという奴ですね。
ツアーの最初は商売と戦いの神様を祀っている「行天宮」に行ってお参りしたり、




「忠烈祠」で衛兵の交代式を見たり、ライフルのまわし方を覚えようと試みてみたり。




お茶セミナーで中国茶の入れ方を覚え、うっかり茶器セットを買おうかと迷ってみたり、




昼食に鼎泰豐のお代わりに行き、デザートに餡子入り小龍包を食べてみたり、




フルーツショップで「釈迦頭(シャカトウ)」を食べて、あまりの美味に驚愕したりしてました。(半分カットで100NTD)




↑夕方からは九份へと登り、千と千尋の神隠しの世界を堪能して、




「呆れた、これみんな食べ物屋さんよ。」と、お母さんのセリフを言いつつ、




↑「お父さんに任せろ、カードだって持ってるんだからな!」と言いつつ、豚さんに変化しない食べ物を選んで食べてみたりしてました。(魯肉包15NTD)



↑夜は士林夜市に出ていき、あちこちの食べ物屋さんを回りました。




↑ニラっぽい野菜を何かの肉で巻いたものなどをつまみつつ、




↑台湾に行った方が衝撃を受ける料理「臭豆腐(揚げ臭豆腐)50NTD」にもチャレンジ。




↑街角でおばあちゃんが作っていたうずら卵の串焼き(20NTD)もパクリ。





↑エアガンを使った射的(10発50NTD)があったので、これにもチャレンジ。途中で弾が出ないように細工してあるみたいでしたね。





↑射的を楽しんだ後は、名物の胡椒餅(50NTD)も。熱々であふれる肉汁がすごい!




↑ホテルに帰る途中、台湾ビール(葡萄)と怪しげなアイスクリームも購入。バニラ味でした。



【台湾旅行3日目】


↑本日はいよいよ本命のトルコライスを出すお店に行く日。
ホテルの朝食はキャンセルして、龍山寺近くのおかゆを出すお店で朝粥を堪能。




↑色々な神様がいる台湾で一番歴史がある龍山寺にもお参り。
縁結びの神様である「月下老人」にもお参りして、運命の赤い糸を貰ってきました。
※縁が結ばれた後は、その人と一緒にお礼と共に貰った赤い糸を返却する決まりです。




↑お参り後は、途中にあった旨げなパンを売る店で、ちょっと買い食い。





↑MRTで龍三寺より移動して「雙連駅」で下車。名物の雙連朝市を眺めてきました。
その後、近くにある大型スーパー「カルフール」でちょっとお買い物。
歩き疲れたのもあり、荷物をホテルに置きに帰えってちょっと休憩。そして…









↑戦闘服(トルコライスTシャツ)に着替え、いざトルコライスを提供するお店へ。








MRT文湖線に乗り、大直駅で降りてから徒歩10分程度。台北でトルコライスを提供しているお店「鶴田屋」さんに無事にたどり着きました。

この大直駅付近は、学生街として有名な街のようで、近くには小学校や中学校など多くの学生が学んでいる街でもあるみたいです。

店内に入ろうとしていたところ、店主らしく方が出迎えてくれました。
このお店に取材に行く際、メールでコンタクトを取っていた「鶴田穏朝」さん。
話を聞いてみると、なんと長崎出身の方で海外のあちこちで店舗の立ち上げを行っているという方でした。

午後2時ごろの到着となってしまい、ランチの営業時間が終了するギリギリの時間帯でしたが、快く受け入れてくださった事を感謝いたします。




↑鶴田屋さんの店内。テーブル席が4席ほどと、子供さんが遊ぶスペースも完備。




↑壁には有名人らしきサインが色々と。中には日本語で書かれているものもありました。


店内を見回してみると、テーブル席が4席と子供さんを遊ばせるスペースが用意されていました。意外にもママさんの利用が多かったりするのでしょうか?

日 本から持ち込んだお土産(福砂屋のカステラ、五島うどんと飛魚だしセット、トルコライスマニアックスTシャツ)を手渡し、「台湾のカステラは日本のカステ ラとまったく違う」という事で話が盛り上がってしまいました。(台湾のカステラはスポンジケーキみたいらしいです。長崎のカステラ職人さん、台湾はスキマ ですよ!)

ひとしきりお話した後、メニューを見せてもらいました。



↑鶴田屋さんのメニューの一部。「長崎風味豬排餐」がトルコライスの中国語訳みたいです。


鶴田屋さんでは「5種類」のトルコライスを用意。全種類のトルコライスを注文したいところですが、胃袋のキャパシティも考えて基本的なトンカツスタイルである「長崎風味豬排餐」をチョイス。
同行者の実兄は、チキンカツスタイルの「長崎風味雉排餐」をチョイスしてみました。


トルコライスの中国語訳は「長崎風味豬排餐」と書かれていますが、これは鶴田さんによる意訳との事です。
台湾の方に「トルコライス」と言っても、中身がわからないので、「長崎の名物料理」として「長崎風味」の「豬排餐(豚肉の食事)」としたそうです。(トンカツだと「豬排」と表記されるみたいですね。)

ちなみに、台湾だと「豚肉」の事は「豬肉」と表示され、「鶏肉」の事を「雉肉」と表記されます。「日式」は「日本式」という意味ですね。
「豬って書いてあるから、猪の肉だっ!」と勘違いされやすいですが、豚肉の事なので要注意です。(本当の猪肉の場合は「山豬肉」という表記になります。)




↑鶴田屋さんの「長崎風味豬排餐(トルコライス)」198NTD(取材時で約700円)




↑同行者がチョイスの「長崎風味雉排餐(チキンカツトルコ)」198NTD




↑プラス50元でスープとドリンク、ミニデザートが付属されます。




↑トンカツは分厚めなスタイル。しっかりとした食べ応えでドミソースもしっかり。




↑具無しのサフランライス・スタイル。香り高い仕上がりです。




↑細めのパスタを使ったトマトソース仕上げ。具材に玉ねぎやベーコンを使ってます。




オーダー後、数分でやってきたトルコライスは、トンカツにサフランライス、トマトソースのパスタとサラダが別皿に入れた上で同皿についてくるスタイル。

メインとなるトンカツは、分厚めな仕様に仕上げていますね。
鶴田さんによると、台湾の方は「メイン」となるものをとても重要視しているとの事で、このトルコライスもメインのトンカツに力を込めていて、分厚く食べ応えがあるようにしているとの事です。

このトンカツの上からは、自家製のドミソースがしっかりとかかっていますね。
このドミソースについても、台湾ではドミソースというものが手に入りにくいため、一からすべて手作りで仕込んでいるとのこと。


具材は入れずにシンプルに仕上げたサフランライスは、香り高い仕上がりでトンカツとドミソースとも相性抜群。
細めのパスタを使ったトマトソースのスパゲティは、玉ねぎとベーコンを具材に使ったスタイル。サッパリとした酸味がある味付けで、分厚いトンカツのコッテリ感とピッタリ合いますね。

水気が他のパーツに混ざらないように、別容器に入ったサラダには、これも自家製というドレッシングが付属されます。ドレッシングに使われているマヨネーズも、台湾のマヨネーズは甘めに作られているようで、日本のものとは違う味わい。
そのため、ドレッシングに入れるマヨネーズから自家製で作られているというのです。





↑付属されてくるドリンク(ホットコーヒーチョイス)とミニデザート。





↑オーナーの鶴田さんと記念写真。長崎の名物料理を台湾で提供されている貴重な方です。



長崎を遠く離れてたどり着いた、台湾は台北市で出会ったトルコライス。
学生街の中にあるお店という事で、学生さんも多く来店されるようですが、サラリーマンの方もランチタイムにやってこられるとの事。
現地の物価状況では、198NTDという価格だと少し高めに感じられるとの事ですが、「日本の料理」は非常に高い人気を博しているようで、多くの方々に愛されているお店のようでした。

親日の国「台湾」で愛されている長崎名物料理「トルコライス」。
これからも台湾の方々に愛される料理を提供し続けてほしい、そんな想いを持ってしまう貴重なお店でした。





■店舗情報■
店名:鶴田屋
住所:台北市中山區大直北安路595巷2弄16號地図
営業時間:月〜金は11:30-14:30 / 17:00-21:30
     土〜日は11:30-15:30 / 17:00-21:30
店休日:月曜日
TEL:02-2532-0102

 




取材終了後、近くのコンビニ(ファミリーマート・台湾では「全家」)で飲み物を購入。
ちょいと一息つこうと、街並みを眺めつつ一服タイム。


↑私がチョイスした「西瓜牛乳」。季節限定です。味は西瓜に牛乳を混ぜた味でした。





↑ホテルに帰ってから、台湾最後の夜。食べ物が旨いという「寧夏路夜市」に行きました。





↑まずは香腸(ソーセージ)をパクリ。実はこれ「臭豆腐入」だったりします。





↑近くにある有名店「鬍鬚張魯肉飯」へ。1杯35NTDという安さ。これも食べたかった念願の名物なのです!





↑さらに夜市の屋台テーブルに座り、牛肉麺(120NTD)をオーダー。
これが器を持てないほど熱々で、ものすごく旨い!濃厚な牛骨の味わいと麺のバランスが素晴らしい!!




↑牛肉麺で脂っこくなった口の中を、近くにあったフルーツドリンク屋さんでサッパリと。
ミックスジュースをチョイスました。





↑ホテルへの帰り道、夜市の中に偶然「龍眼」を売っているフルーツ屋さんを発見!
季節が終わりかけだったので諦めてましたが、思い切って購入。ホテルでむさぼり食べました。(ライチの小ぶりな感じの果物です。ちょっと淡白な味わい)










【台湾旅行4日目】

いよいよ帰国する最終日。
ホテルのロビーに朝5:20集合という早朝行動のため、朝ご飯はバスの中で食べられるお弁当を用意してもらいました。



↑巻き寿司っぽいお弁当。「肉髭」という日本ではなじみが無い「肉でんぶ」が入ってます。




↑台湾桃園国際空港。福岡空港より広くて巨大な感じです。色々な方々がいます。





↑台湾旅行の間で見かける事が無かった(台北101近辺で1台見かけたのみ)自販機を発見!




↑日本でも見かけるジュースから、台湾独自のものなどが目白押し!これは買うしかっ!




↑まだまだお金には余裕があります。20NTDを投入。




↑後ろに写っている「千草蜜」を買いましたが、出てきたのは「蜂蜜冬瓜茶」。これはこれで面白いので良いのです。





↑巨大なキティちゃんワールドが空港内部に展開されてました。やはり人気みたいです。





↑帰りの便は朝7:40発。福岡空港に向けて離陸します。




↑帰りの機内食はこんな感じ。オムレツにハッシュドポテト、野菜類にパンとヨーグルトが付きますね。時間も早いので朝ご飯という感じでしょうか。




↑機内食を食べ終わってしばらく経つと、鹿児島県沖に島々が見えてきました。




↑定刻通りに福岡空港に到着。お疲れ様でした。




3泊4日に渡る台湾旅行(という名前の、初の海外ロケ)
総撮影枚数は1000枚近く。撮影した動画は15GB。トルコライス以外の食べ物も、かなり食べました。(胃薬やカロリミットの恩恵も受けています)

親日の国という事は本当で、行く先々で多くの方々に親切にしてもらいました。
発音がダメダメな私の中国語も、意志を汲み取るように聞いてくれたり、私が聞き取れない中国語を片言の日本語や英語で話すようにしてくれたりする方がほとんどで、感謝感激でいっぱいです。

もう少し話せるように、聞き取れるようになった頃に、再度台湾に行こうと思います。
※そして次はワングレード高い「ヒレカツトルコライス」を食べてみます。



長い記事になりましたが、お付き合いいただきありがとうございます。
台湾以外にもトルコライスがあるという国がありましたら、お気軽にメールしてください。
(財力的に)行けそうなところなら参ります(ぉ

 
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【台湾・鶴田屋】長崎風味豬排餐(198NTD)

MRT文湖線に乗り、大直駅で降りてから徒歩10分程度。台北でトルコライスを提供しているお店「鶴田屋」さんに無事にたどり着きました。

そうです。今回のトルコライスは、日本をちょっと離れて親日として有名な国「台湾」へ行ってきました。
※過程を見られたい方は、こちらの「3泊4日総集編」をご覧ください。

この大直駅付近は、学生街として有名な街のようで、近くには小学校や中学校など多くの学生が学んでいる街でもあるみたいです。

店内に入ろうとしていたところ、店主らしく方が出迎えてくれました。
このお店に取材に行く際、メールでコンタクトを取っていた「鶴田穏朝」さん。話を聞いてみると、なんと長崎出身の方で海外のあちこちで店舗の立ち上げを行っているという方でした。

午後2時ごろの到着となってしまい、ランチの営業時間が終了するギリギリの時間帯でしたが、快く受け入れてくださった事を感謝いたします。




↑鶴田屋さんの店内。テーブル席が4席ほどと、子供さんが遊ぶスペースも完備。




↑壁には有名人らしきサインが色々と。中には日本語で書かれているものもありました。


店内を見回してみると、テーブル席が4席と子供さんを遊ばせるスペースが用意されていました。意外にもママさんの利用が多かったりするのでしょうか?

日本から持ち込んだお土産(福砂屋のカステラ、五島うどんと飛魚だしセット、トルコライスマニアックスTシャツ)を手渡し、「台湾のカステラは日本のカステラとまったく違う」という事で話が盛り上がってしまいました。(台湾のカステラはスポンジケーキみたいらしいです。長崎のカステラ職人さん、台湾はスキマですよ!)

ひとしきりお話した後、メニューを見せてもらいました。



↑鶴田屋さんのメニューの一部。「長崎風味豬排餐」がトルコライスの中国語訳みたいです。


鶴田屋さんでは「5種類」のトルコライスを用意。全種類のトルコライスを注文したいところですが、胃袋のキャパシティも考えて基本的なトンカツスタイルである「長崎風味豬排餐」をチョイス。
同行者の実兄は、チキンカツスタイルの「長崎風味雉排餐」をチョイスしてみました。


トルコライスの中国語訳は「長崎風味豬排餐」と書かれていますが、これは鶴田さんによる意訳との事です。
台湾の方に「トルコライス」と言っても、中身がわからないので、「長崎の名物料理」として「長崎風味」の「豬排餐(豚肉の食事)」としたそうです。(トンカツだと「豬排」と表記されるみたいですね。)

ちなみに、台湾だと「豚肉」の事は「豬肉」と表示され、「鶏肉」の事を「雉肉」と表記されます。「日式」は「日本式」という意味ですね。
「豬って書いてあるから、猪の肉だっ!」と勘違いされやすいですが、豚肉の事なので要注意です。(本当の猪肉の場合は「山豬肉」という表記になります。)




↑鶴田屋さんの「長崎風味豬排餐(トルコライス)」198NTD(取材時で約700円)




↑同行者がチョイスの「長崎風味雉排餐(チキンカツトルコ)」198NTD




↑プラス50元でスープとドリンク、ミニデザートが付属されます。




↑トンカツは分厚めなスタイル。しっかりとした食べ応えでドミソースもしっかり。




↑具無しのサフランライス・スタイル。香り高い仕上がりです。




↑細めのパスタを使ったトマトソース仕上げ。具材に玉ねぎやベーコンを使ってます。




オーダー後、数分でやってきたトルコライスは、トンカツにサフランライス、トマトソースのパスタとサラダが別皿に入れた上で同皿についてくるスタイル。

メインとなるトンカツは、分厚めな仕様に仕上げていますね。
鶴田さんによると、台湾の方は「メイン」となるものをとても重要視しているとの事で、このトルコライスもメインのトンカツに力を込めていて、分厚く食べ応えがあるようにしているとの事です。

このトンカツの上からは、自家製のドミソースがしっかりとかかっていますね。
このドミソースについても、台湾ではドミソースというものが手に入りにくいため、一からすべて手作りで仕込んでいるとのこと。


具材は入れずにシンプルに仕上げたサフランライスは、香り高い仕上がりでトンカツとドミソースとも相性抜群。
細めのパスタを使ったトマトソースのスパゲティは、玉ねぎとベーコンを具材に使ったスタイル。サッパリとした酸味がある味付けで、分厚いトンカツのコッテリ感とピッタリ合いますね。

水気が他のパーツに混ざらないように、別容器に入ったサラダには、これも自家製というドレッシングが付属されます。ドレッシングに使われているマヨネーズも、台湾のマヨネーズは甘めに作られているようで、日本のものとは違う味わい。
そのため、ドレッシングに入れるマヨネーズから自家製で作られているというのです。





↑付属されてくるドリンク(ホットコーヒーチョイス)とミニデザート。





↑オーナーの鶴田さんと記念写真。長崎の名物料理を台湾で提供されている貴重な方です。



長崎を遠く離れてたどり着いた、台湾は台北市で出会ったトルコライス。
学生街の中にあるお店という事で、学生さんも多く来店されるようですが、サラリーマンの方もランチタイムにやってこられるとの事。
現地の物価状況では、198NTDという価格だと少し高めに感じられるとの事ですが、「日本の料理」は非常に高い人気を博しているようで、多くの方々に愛されているお店のようでした。

親日の国「台湾」で愛されている長崎名物料理「トルコライス」。
これからも台湾の方々に愛される料理を提供し続けてほしい、そんな想いを持ってしまう貴重なお店でした。





■店舗情報■
店名:鶴田屋
住所:台北市中山區大直北安路595巷2弄16號地図
営業時間:月〜金は11:30-14:30 / 17:00-21:30
     土〜日は11:30-15:30 / 17:00-21:30
店休日:月曜日
TEL:02-2532-0102

 
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行く!撮る!食べる!実食系トルコライス専門ブログ。
それが「トルコライス マニアックス」。

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■KBC九州朝日放送「夢見カフェ(6月20日放送)にトルコライスの達人として出演しました。(2008年6月20日)

■PS3ソフト「まいにちいっしょ」内の情報番組『トロステーション』に、長崎特集「トルコライス」の画像を提供しました。(2008年5月26日)

■朝日放送系「にっぽん菜発見」に「トルコライス案内役」として出演しました。(2008年2月24日)

■@NIFTY「デイリーポータルZ」特集記事『甘い飲み会』に出演しました。(2008年1月25日)

■RKB毎日放送内「今日感テレビ」でも放送されました。(2007年2月1日)

■NBC(長崎放送)報道センターNBC内の特集に出演いたしました。(2007年1月30日)

■長崎新聞(2007年1月20日付)の『ナガサキフリースタイル』コーナーで紹介してもらいました。(2007年1月20日)

■@NIFTY「デイリーポータルZ」特集記事『男パフェ3(2006年10月21日)』に出演しました。

■KRY(山口放送)でも『ニュースリアルタイム内特集』が放送されました。(2006年7月8日)

■日本テレビ系列「NIB」の『ニュースリアルタイム』(BS日テレでも全国枠で放送)に出演しました。(2006年6月29日)

■@NIFTY「デイリーポータルZ」特集記事『男パフェ(2006年2月11日)』に出演しました。

■@NIFTY「デイリーポータルZ」特集記事『トルコライスのすべて(2006年1月14日)』に出演しました。

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